〜回想から現在まで〜 プラトニックな不倫・・・あなたはあると思いますか?ありえないことですか?
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It's raining ・・・

...2009 / 07 / 01...

降り続く雨の音が
急に強くなって

 あぁ そうだ、雨の日、好きだったんだ・・・

そんなことさえ忘れてしまっていた

ささくれだった心に沁み込ませるように
雨音に耳を傾ける

すぐに追いかけてくる邪念を振り払いながら

屋根を打つ音 木の枝葉を揺らす音
石畳にはね返り 水溜まりを広げていく

その中に佇みたくて

まとわりつく雑念と
葛藤して 闘って

ようやく鎖が解けて 雨音だけに包まれたとき



Uだけが 残った




rain2.jpg




Lovin' U ♠ TRACKBACK(-) ♠ COMMENT(-) ♠
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See you

...2008 / 05 / 31...


記憶をとどめるために
気持ち整理のために
書き始めたこのBlog

読んでくださる方がいて
コメントをくださる方がいて

お友達のように思える方も
たくさんできました。

ただ、いろいろなことに変化があり
もうお友達に話せるような
Storyではなくなってきました。

書きたくないことは伏せて
書けることだけ書いて
そうやって続けることも
できなくはないけれど

それは事実と異なり
本来の目的とも異なってしまいます。

だから、もう更新しないことにしました。

記事は非公開で書き続けようと思います。
今でさえこんなに更新が少ないのだから、
非公開だともっと書かなくなりそうだけれど。

書けたら、いつかある日 全部公開する可能性も・・・
・・・ないかな。
あったとしても、ずっと先になるでしょう。

Blogを閉じることも考えたけれど
遊びに行って鍵がかかっていたり閉じていたりして
美咲自身淋しい思いをしたので
このままにしておきます。

いつでも好きな場所にコメントを残してください。
メールフォームもお使いください。




Thank you so much.  See you.



                        With love,

                             美咲









no entry



美咲TRACKBACK(0)COMMENT(96)
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言葉にできない

...2008 / 04 / 29...

3月から5月ごろまで続く忙しさは
例年のことなのだけれど、やっぱり大変。

帰る時間はもちろんのこと、朝の電車までばらばらになることも。
みんな揃ってランチに行けないことも度々。

その日も、N君と弟クンが呼びに来てくれたけれど、
とても席を離れられなかった。

一段落してふと時計を見ると、いつのまにか14時近く。
お昼、どうしようかな・・・と思ったところにUが来た。

「飯、まだでしょ。」
「・・・うん。」
「行こ。」

先に行ったものと思っていた。

「でも・・・。」
美咲のためらいをすぐに察知したUは言った。
「いいじゃん、たまには。」

ごくなんでもないことのように言うと、背を向けて歩いて行った。
美咲は黙って席を立った。




オーダーストップギリギリのパスタ店に入り、
カウンターに並んで座った。

「ね、この曲知ってる?」
ら〜ら〜ら、らら〜ら ・・・ とUが口ずさんだメロディは
【言葉にできない】だった。

急にどうしたんだろう。

「あの曲さぁ、ヤバイよね。」

ヤバイ?
・・・すごくいい、ってことね?

「 『あなたに会えて、ほんとうによかった』 でしょ。
 『うれしくてうれしくて、言葉にできない』 でしょ。」

なにを思っているのか、しみじみと朗読するUが少し可笑しくて、
美咲の好きな曲であることが嬉しくて、
そして、主人を思い出す曲であることが、哀しかった。



   あなたに会えて
   ほんとうによかった
   嬉しくて
   嬉しくて
   言葉にできない

   lalala ……




cafeblue01



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感謝

...2008 / 03 / 30...

騒ぎの後、UとN君にどうしてもお礼をしたくて、
ある日のお昼休み、電車に乗ってCDを買いに行った。

そのCDには、Uが好きな曲と、N君が好きな曲と、
美咲が好きな曲が入っている。
バラバラだけど、全部入っている。

帰りにUに手渡した。
1枚はN君に渡してね、と念を押して。

中を覗いたUはジャケットを見て
「アツイじゃん。」と笑った。



表立って美咲を守ってくれたUとN君。

陰ながらいつも「ねーちゃん大丈夫?」と気遣い、
笑わせてくれた弟クン。

権限によって守ってくださった部長クラスの方々。

美咲は今も守られるようにして過ごしている。



present.jpg





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My Heroes

...2008 / 02 / 25...

「止められなかった。」 とUは言った。

無意味だった面談をした日
美咲が帰った後、
UとN君は、美咲を辞めさせることに反対して、
社内で彼女と口論をした。

当然、彼女が意見を翻すわけはなく、
一任すると言われているから、と
美咲の名前を上に伝えた。

だから。
「止められなかった。」 とUは泣いた。



その日の帰り、寄り道をして
UはN君に言った。

「俺、美咲さんのこと、好きみたいなんだよね。」

えっ・・・!?

「手をつないだりしてるんだ。」

えっ・・・!?

N君は驚いていたらしい。
いちばん二人のそばにいるのに。

でもその後にこう言ってくれた。

   普通、恋人同士になったら、
   キスして、寝て・・・ってなる。

   でも、二人は心で支え合っている。
   おまえら、きれいだよ。




俺、N に言っちゃったんだよね、と言われた美咲は、
助けてくれたお礼を言わなくちゃと思っていたのに、
先に出てきた言葉は「聞いたの?」だった。

N君は表情を変えずに「なにを?」と言った。

困ってUのところへ行くと、一緒に来てくれた。

もう一度尋ねるとN君は
「知らないことにした方がいいかなと思って。」なんて笑ってから、
すてきな笑顔でこう言った。

「頑張って。応援してるから。」

美咲に、そして二人に、向けられた言葉。



恐る恐る箱を開けたらたくさんの花束が入っていた感じ 





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Uの涙 3

...2008 / 02 / 17...

会社に着くと、表玄関と裏口とに分かれて入る。
警告を受けて以来、そうしている。
朝一緒に来ることを辞められない二人。

応接室や会議室がある一角の自販機で、毎朝お茶を買う。
その日も買いに行ったところで、Uの話し声が聞こえた。
冷静でいようと押さえつけた声。

美咲は奥の部屋をのぞいた。
Uと新しく来られた部長さんとが向かい合って座っていた。
まだ始業前だ。
Uは鞄を置くなり部長さんを呼び、撤回を迫っているのだ。
そのまま立ち去れなかった美咲の気配に、Uが顔を上げた。

「来いよ。」

Uが初めてした命令だった。

美咲は黙ってUの隣に座った。
Uに促され、朝、Uに話したことを繰り返して説明した。
部長さんは黙って聞いてくださった。
ひとつふたつの確認をすると 「私に預からせてください。」とおっしゃった。



数日後。

結局、彼女が出した決定は、即座に撥ねつけられていたことがわかった。
美咲の名前を見た人事部長を始めとする上層部一同が、
「これはおかしい。」と再検討を命じていたのだ。

来られたばかりだった部長さんは、
しばらくして依願退職された。

辞めてしまわれるのは美咲の一件のせいではないかと思い、
最終日にお詫びとお礼のメールを出した。
いただいたお返事からは、誠実さを読み取ることができた。

   辞めるのは、この会社に見切りをつけたからです。
   何も知らなかったとはいえ、
   貴女には嫌な思いをさせてしまいました。

少しほっとするとともに、
糸が切れた感じは続いていた。



marioa.jpg



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Uの涙 2

...2008 / 02 / 09...

「クビ、ってことね?」
美咲は苦笑するしかなかった。

「だってさ、Kグループに移るの、嫌だって言ったんだろ?」

プログラムの開発グループ、ユーザーに近いグループ、
この2つの間に、中間的な役割を果たすグループがある。
これがKグループで、今回の異動はここへ移るものだった。

「できれば今のままがいい、って言ったの。他の人も同じことを言ったわ。」

「でもさ、検証はしないって、宣言したんだろ?」
「・・・・・!?」

例えば「数値が合わない」と報告を受けた時、
それがプログラムの不具合によるのか、それともユーザーのオペレーションによるのかを、
見極める検証作業が必要になる。

美咲はできるだけ自分で検証作業を行なう。
SEではないので限界はあるから、どうしてもわからなければ
「ここがこうで、ここがこうなっているところまではわかったんだけど・・・」と
説明したうえでKグループに引き渡す。
Kグループの人は快く 「そこまで調べてくれているなら助かる」と
後を引き受けてくれる。

自分で検証作業を行なうのは、以前Uが『認める』と言った3名だけだろう。
残念ながら、少し調べれば解決できそうなことでも、
何一つ調べずに、そのままKグループに投げる人がほとんど。

「私はいつも自分で検証をしている。
 Kグループに聞いてもらえばわかるわ。
 調べてから来るのは誰かって。」

それを聞いたUの表情が変わった。
「話が違うじゃん。」と言うとシャツの袖で涙を拭い、
「早く行こう。」 美咲の手を強く引いて歩き出した。

「・・・もう、いいよ?」
糸が切れてしまった美咲が思わずそう言うと、
Uは「よくねぇよっ。」と言った。

「それから、[彼女]が言ったこと、気にしなくていいからね。
 全部[彼女]の妬みだから。」

妬み。
美咲は、美咲がうらやましく思う女性に
妬まれる傾向がある。
Uに気付かれないよう、そっとため息をついた。

角を曲がって、いつもの通りに出た。
Uは最後に力強く握ってから、
つないだ手を離した。



〜 To be continued. 〜



06.jpg






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Author:美咲

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ありがとうございます。
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