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ごあいさつ |
...2006 / 02 / 14...
はじめまして。美咲です。
あなたがこのページにたどりついたように、 不倫ってこんなにも世の中に溢れていますよね。
眉をひそめる人もいるでしょう。 身を染めている人もいるでしょう。 傷ついた人もいるでしょう。
美咲が考えたいことは 『プラトニックな不倫』です。
これから少しずつ書いていきます。 どうぞよろしくお願いします。
※初めていらしてくださった方が、順番に読めるように このBlogでは、新しい記事が下にあります。 だからいつも「ごあいさつ」がTOPにありますが ちゃんと更新してます☆ 新しいものは「最近の記事」「全タイトル表示」 から読んでくださいね。⇒ ⇒ ⇒

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COLDPLAY 1 〜共有したい〜 |
...2006 / 02 / 18...

COLDPLAYが来日します。 UKのロックバンドです。 シンセを使った不思議な感じがとっても素敵です。 ロック好きじゃない方も、ぜひ聞いてみてください。 http://www.toshiba-emi.co.jp/coldplay/
COLDPLAY来日のおかげで、過去の回想から順番に書いていきたかったのに いきなり最新の彼のことから書くことになってしまいました。
彼の名前は、U、としますね。 Uは5歳年下の同僚です。
COLDPLAYを教えてくれたのはUでした。 いつも「すげぇいいんだよぉ」ってうるさかった。
美咲はUの好きな音楽を、知りたかった。聞きたかった。
なので【X&Y】(↑の写真のアルバム)と【PARACHUTES(パラシューツ)】を買って来ました。 そしたら「貸して〜!ハァト」って。あれれ。
貸してあげたのですが、コピーコントロールCDだったので 2枚ともMDに録ってあげました。 ラベルにタイトルを書こうとして、書きませんでした。
「こっちが【X&Y】で、こっちが【パラシューツ】、わかった?」 「わっかんね〜よ。おんなじじゃん。書いてよ。」 美咲は笑ってMDを押し付けます。
好きな言い方じゃないけど、W不倫。 女性の文字を見られたら、Uはおうちでたいへんです。 なんて言い訳するのかな?なんて思ってみたりもしますが。
W不倫の、もっと違う言い方、知ってる方は教えてください。
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COLDPLAY 2 〜支えたい〜 |
...2006 / 02 / 18...
COLDPLAYのアルバム【X&Y】の4曲目に 【FIX YOU】というバラードが入っています。 シングルカットもされた、美しい曲です。
夏の土曜の夜、美咲は家に一人でいました。 結婚して初めて、夫が出張で、いなかったのです。
これは、Uに言ってはいけないことでした。 でも、話してしまったんです。「今日、一人なんだ。」 そしたら
「行っていい?」
Uは、週末の夜は、友達と遊んだり、飲みに行ったり、 スケボしたり、ダーツしたり・・・。 いつも家にはいないので、美咲に会うためであっても、家を出ることができます。
嵐のような激しい雨の夜でした。 美咲の家の近くまで(家は今でも教えていないので)来てくれました。
車に乗ると、美咲のあげたCOLDPLAYがかかっていました。 川沿いの細い道に車を止めると、Uも美咲のいる後部座席へ。
前にも書きましたが、Uとは同僚で、W不倫。 二人きりで過ごす時間は、これが初めてでした。
なにも話しませんでした。 ただ手をつないでいました。 曲が【FIX YOU】になりました。 Uが美咲を抱きしめました。 激しい雨が、カーテンを作ってくれていました。
FIX にはものすごくたくさんの意味があります。 だから、訳すのはむずかしいんだけど、 基本の意味は、動かないように固定する、ということ。 そこから、日時を定めるとか、病気が回復するとか、物を修理するとか、 視線や気持ちをじっと注ぐとか、いろんな意味が派生しています。
そして、美咲なりに訳したのが、「あなたを支えてあげる。」
美咲はこの曲がいちばん好き。 だって、この曲は美咲のUへの気持ちを歌っているんだよ。 --- 疲れきっているのに 眠れない時。 頑張っているのに 成果が出ない時。 涙が頬を流れ落ちるけれど。
灯りは 帰るべき場所への道を照らしている。 私が あなたを 支えてあげる。---
そう言いたくて、でも 静かすぎて 言い出せなくて、 曲は もう終わりそうでした。
その時、Uが言いました。
「全部、ちょうだい。」

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きっかけ 1 〜満員電車〜 |
...2006 / 02 / 18...
入社して1年ほど経ってから Uと美咲は、近づいていきました。
Uの恋愛パターンはいつも、ひとめぼれ、なんだそうです。 だから、1年も経ってからなんて自分でもびっくり、なんだそうです。
きっかけのひとつは、Uが引っ越しをして、美咲と同じ路線を使うようになったこと。
朝、始発から乗るUは、すみっこの座席で熟睡。 後から美咲が乗る頃には、電車は満員です。 なんとか、そばへ。 周りのおじさまがたは、怪訝そう。ゴメンナサイ
疲れて眠っているUを見ながら、思います。 この人に、辛いことがありませんように。 そう願うといつも、哀しくなります。
降りる駅のいくつか手前で、車内は少しすきます。 Uも目を覚まします。
Uは、起きると真っ直ぐに美咲を見ます。 真ん前に立っていなくても。 不思議だったのですが、最近 謎が解けました。
目を覚ましてから、顔を上げるまでの間に 美咲の靴を探すんだそうです。 美咲の靴を見つけて、美咲のかばんと美咲の服で確認。 だから、顔を上げたときには、もう美咲を見ているというわけ。
目が合うと、美咲は微笑んで、小さく「おはよ」と口を動かします。 Uは安心して、また目を閉じます。 (美咲が起こすので、乗り過ごす心配がないから・・・。)
この人に、辛いことがありませんように。 そう願ってまた、哀しくなります。

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きっかけ 2 〜co-worker〜 |
...2006 / 02 / 19...
朝 同じ電車を使うようになった頃、 一緒に仕事をするようになりました。 二つ目のきっかけです。
Uと美咲とは 違う部署にいますが 小さな会社なので、そんなこと関係なくいろんな仕事をします。
誰かがやらないといけないのに、誰もやろうとしない、 ほったらかしになっている案件がありました。
ちゃんとした会社なら そんなことあるわけない!のでしょうけれど それがごく当たり前!な会社です。
美咲はまだ口出しできるような立場ではなかったのですが いいのかなぁって気になっていました。
Uもまた、忙しいながら気になっていたようで とうとう「よし!俺らでやろう!」ということになりました。 俺ら・・・? えっ、美咲もやるの?
プログラマーさんを2人巻き込んで 勝手にプロジェクト始動です。 物置みたいになっていた小さな会議室も占領です。
美咲は一人でその部屋にこもることが多くなりました。 Uは時々様子を見に来てくれます。 でも、あくまでも仕事、でした。
Uは外へ出かけてしまうことがあります。 ある日の外出前、美咲のいる部屋に駆け込んで来ました。 今すぐに出かけなければ、遅刻してしまう時間です。 「どうしたの?遅れちゃ・・・」
「いってきます。」
・・・え?
「いってきます。」
「・・・うん。いってらっしゃい。」
バタバタと走っていく足音にクスッと笑って 温かい気持ちになりました。

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きっかけ 3 〜トラブル〜 |
...2006 / 02 / 19...
会社で大きなトラブルが起きました。 あるユーザーで、システムがダウンしてしまったのです。 これが三つ目の、そして大きなきっかけとなりました。
復旧までに、1〜2週間ほどかかったでしょうか。 その間、Uはほとんど泊り込みでした。 美咲も手伝えるだけ手伝いますが、終電には乗って帰らなければいけません。 数日経って、Uが言いました。
「夜中、何してるかなって、思う。」
夜遅く仕事をしていて、他の人はいても、美咲はいない。 そんな時、いま何してるかな、って思う。
それが、初めてUが言った、告白 でした。
美咲は、胸が トクン と音をたてたのを感じました。 一緒に仕事を頑張っている。 それは間違いなく事実でしたが、そう思うことで、 お互い気持ちを抑えていたのもまた事実でした。
美咲には、返事ができませんでした。 Uを見上げると、穏やかな表情をしていました。 Uの胸ポケットには、美咲の貸した 蛍光ペンとボールペンが、さしてありました。
その2本は今も、Uの胸ポケットにいます。

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Tとの出会い |
...2006 / 02 / 19...
Uとのことは、ちょっとお休みして、 最初の予定通り、過去の回想を。
美咲の初めての不倫は、24歳の頃。美咲はまだ独身。 相手はその頃勤めていた会社の人。 当時31、くらいだったと思います。 初めて年上の人と付き合ったのも、この時でした。 以来、美咲は(Uに出逢うまで)年上の魅力にはまることになります。
名前は、T、としますね。
Tとは同じ会社といっても、今と違って大企業でしたので 1日1回 見かけるか見かけないか、程度でした。
私達をつないだのは、コンパ大好きの同僚。 美咲は合コンの類が好きではないのですが ある日頼まれて数合わせのメンバーになりました。
その場にいたのがTでした。 エリートサラリーマン、ルックス・センスとも申し分なし。 奥様は元スチュワーデスさん。噂によると、美人。 彼も後輩のため、仕方なくの参加でした。 お互い察して、苦笑。 メールアドレスの交換をしました。 彼は会社のPC、美咲は携帯。 まだやっと携帯からE-mailができるようになったばかりの頃でした。
年上ということもあって、美咲は丁寧にメールを出しました。 とても知的な返事がきました。 私達をつないだもうひとつは、メールでした。

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